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シーエスオートセレクション(栃木県足利市)

班長から代表へやりがいを求めての独立

後藤勇一代表(右)と一級整備士の石川大貴さん(左)

シーエス・オート・セレクション(後藤勇一代表)は、1999年創業で、昨年この地に移転したばかりという新進気鋭の整備工場である。代表の後藤さんを含む整備士2名、事務員1名という最小限の布陣ながら、中古車販売を足がかりにして着実にリピーターを増やしている。

後藤代表はメーカー系ディーラーでの9年間をメカニック一本で過ごした後、専業整備工場での2年間を経て、念願の独立を果たした。

「ディーラー時代は、一般的には様々な部署に回されることが多い中、幸運なことにずっとメカニックでいることができました。最終的には班長として、全体を仕切る立場となり、やりがいを感じていました。

自作の壁掛けボードで工具類を整理整頓

その後移った専業工場では、細かなことでも社長の許可が必要で、ある程度自由が利いたディーラーの班長時代とは逆の立場になったことが独立を後押しする要因にもなったと思います」と、独立に至るまでの経緯を後藤代表は振り返る。

代表としての動きは、もちろんディーラーでの班長経験が生きているし、前の工場で「中古車ってこの程度のものなのか?」とお客さまに言われた経験を反面教師として、現在、自社で販売する中古車は例え利益が薄くなっても「中古車なのにいいクルマだね」と思っていただきたいという一心で十分な整備をした上で販売している。

その甲斐あって、引き続き車検入庫してくださるお客さまもいれば、買い替えも再び中古車でというお客さまが多いという。

嬉しい悲鳴!? 顧客の増加にアナログ手法が追いつかず、MOTORJIMを導入

お品書き風の資格一覧が目を引く

その後、順調に顧客を増やした結果、MOTORIJIMを導入するに至った。そのきっかけとは?

「創業当時はExcelで作った管理表に加えて、請求書の控えやお客さまにお送りした案内書類などをファイルに綴じる方法の併用で顧客管理を行っていました。

しかし、お客さまの数が増えるに従って、問い合わせがかかっても電話口で記録をたどるのが大変になりました。ファイルの並べ方もお客さまごとにまとめて50音順にしてみたり、入庫の日付順にしてみたり、また戻したりと試行錯誤しましたが、いよいよ専用のシステムを入れるしかないとなって導入したのがMOTORJIMです。

一番の決め手は価格が安いということでしたが、それでいて安かろう悪かろうではなく機能的にも必要十分なものが揃っていました。前の工場では別のシステムを入れていましたが、ディーラー時代に使っていたシステム以上に機能が充実していて、少なくとも私には使いこなせないレベルでしたから、MOTOROJIMの導入はベストの選択だったと思います」と、ここでもこれまでの経験が生きたことを後藤代表は語る。

年配のお客さまが多い土地柄から、「任せたよ」と言われる機会も多く、ちょっとした箇所の補修も加える、いわばホスピタリティの精神を実践する後藤代表。今後はこの精神をスタッフにもしっかりと植え付けて、屋号にもシーエスとあるように、さらなるCSに繋げていきたいとしている。

会社名 シーエスオートセレクション
代表者 後藤勇一
所在地 栃木県足利市小俣町501-1
電 話 0284-64-0212
F A X 0284-64-0193
営業時間 8:00~19:00
業務内容 各種自動車・二輪車修理/鈑金塗装
新・中古車販売/パーツ販売

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